2010年10月6日水曜日

自分で考えろ

今号のメルマガで、ボークをした投手に対して、監督が「何が悪いのか、自分で気づけ!」と言ったことを書きました。

場面的には、スクイズも十分に考えられる状況ですので、3塁走者を足止めしたいという投手としての心理が、投球姿勢に現れたと察することができます。

つまり、投手が「何が悪い」かを一番理解していると私は思います。
このような状況で、まくし立てるようにあげつらえたり、怒鳴りまくっても何の意味もないことだと思います。
むしろ、マイナスにしかならないだろうと・・・

これは、日常生活における人との関わりにおいても同様だと思います。

子どもを叱るとき、家族や友人、部下や同僚をたしなめるとき、「受容と共感」を前提にした言葉や態度がいかに心に響くは、私が言うまでもないことです。

この監督さんは、立派な指導者であると同時にすばらしい社会人であることを感じたところです。

私も、かくありたいと願うばかりです。

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